​ご意見・ご感想

1990年 音楽活動を事業とする (有) レトワールを創業、介護保険制度が実施されるに先立ち音楽療法士の資格取得。その後国家資格である介護福祉士、ケア マネージャーも取得し音楽の楽しさを取り入れた介護予防プログラム「音楽レクリエーション」を日本で初めて開発するなど、その内容が多くの介護現場で高く評価され講演や講座の他、関連書籍の出版やカラオケ業界最大手、㈱第一興商の介護専門機器より全国の行政、介護施設等25,000 ヶ所以上へ配信される様になりました。

このページでは30年以上の活動を通じて、様々な場所でいろんな方々と接して皆様から寄せられた、ご意見・ご感想などを紹介します。                                            

                                                 春日くに子

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春日くに子
​レトワール・アカデミーの心がけ!

​うたと音楽、映像、小道具を使った「時空を超えた夢先案内人」
 

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​参加者とのスキンシップを大切にしましょう!
​レクリエーションが成功するかどうかは、最初の挨拶にかかっています。皆さんの目をよく見て笑顔で元気に声をかけ心が通い合う話し方を工夫しましょう。

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​誰もが「主役」でいられるように演出しましょう!
​声掛けは一人ももれることなく、全員にくまなく行います。参加者の名前はいち早く覚えましょう。

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​参加者の五感を演出で刺激する工夫をしましょう!
​曲の内容がイメージできる様に衣装を使う演出も効果的です。笑いを交えると親近感を与え歌だけよりも五感を豊かに刺激できます。また映像を活用しその曲の風景が浮かぶと気持ちがより豊かになって行きます。

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​歌にまつわる小道具でエピソード記憶を呼び起こしましょう!
​簡単に作れる懐かしい遊び道具を使う事により回想を助長します。脳の活性化に期待が持てるでしょう。

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​選曲はその時の状況や季節など旬に合わせ柔軟に対応しましょう!
飽きさせない演出、世代や季節に合わせた選曲を意識してプログラムを作りましょう。その場での空気感をいち早く察知し参加者に心地よい時間を共有してもらいましょう。

​施設ご利用者様のご意見・ご感想をご紹介

■参加するのが毎回楽しみ MSさん 86才【介護老人保険施設ご利用者様】

音楽レクリエーションが行われる土曜日がとても楽しみです。見極めがつかないほど気持ちよく、魂の抜けるほどに快い心境に没頭する1時間です。帰りのエレベーターでは皆ウキウキしています。これがないとも抜けの殻になっていたかな。

■うたと踊りが後遺症の手のリハビリに TYさん 78才【介護老人保険施設ご利用者様】

​音楽レクリエーションに参加し、うたいながら身体を動かすことが、ちょっとしたリハビリになったのか、気付いたら不自由な左手が動くように。昔から歌が好きだったので、こうしてカラオケで歌っていると食欲も旺盛になって、食べることが楽しくなりました。

■妻に先立たれた落ち込みから回復 KGさん 86才【介護老人保険施設ご利用者様】

​懐メロはよいですね。カラオケからメロディーが流れるとさまざまな記憶が蘇ります。私は75才で妻を亡くし、かなりガックリ落ち込みました。それがこの音楽レクリエーションに出会い、懐かしいうたをどんどんうたっている内に沈んでいるばかりではダメだと気付き生きることに前向きになれました。

■娘時代に返れる喜びと楽しさ GTさん 72才【介護老人保険施設ご利用者様】

​昔のうたを口ずさむことで若い頃のことが思い出され、それと共に驚くほど気持ちも高まり、元気になっています。

■後遺症の言語障害が改善 YMさん 84才【デイサービスご利用者様】

13年前、脳梗塞になり、後遺症で喋ることが困難に。しかし私の長男が運営する施設で音楽レクリエーションを体験してから、うたうことの素晴らしさを知りました。続けてうたっている内にだんだん喋れるようになり、笑顔も多くなったと言われています。

■また頑張ろうという気持ちになれる HFさん 80才【デイサービスご利用者様】

若い時からうたが大好きで軍歌をよくうたったものです。今は月一回の音楽レクリエーションで皆とうたったり踊ったりするのが楽しくて毎日待ちわびています。思い切りうたうと気持ちがすっきりし、また頑張ろうという気持ちになれます。

■声まで失っていた娘が元気に笑った KAさん 67才【個人レッスンご利用者様】

​娘が交通事故に遭い、脳挫傷で寝たきりになり声も出ない状態が続きました。あらゆる治療法を試みましたが、春日先生に出会い、歌唱トレーニングを始めました。うたい続けていると少しづつ変化が現れ、ついにはマイクを持って車椅子から立ち上がり、か細かった声も大きく出してうたえる様になりました。今では笑顔が絶えません。奇跡のようです。

■発音がはっきりとしてきた STさん 65才【個人レッスンご利用者様】

娘には知的障害があり発声が上手くできませんでしたが春日先生が娘の好きな曲を探して、それをうたい続けていると発生もしっかりしてきました。知人に声をかけられても、ハッキリ返事ができる様になりました。

■失語症改善の兆しがみられた KKさん 74才【個人レッスンご利用者様】

​脳梗塞で失語症になった夫が、うたをうたうことで言葉を取り戻したのです。『王将』など男っぽいうたや、はやりのうたも好きなことがわかり、それらをうたうことで言語中枢が刺激されたのか徐々に回復したのです。

■うたうことで気持ちが強くなれました ONさん 75才【重度身体障碍者施設ご利用者様】

​車椅子生活40年ですが、4年ほど前に白内障で目も見えなくなり、重度の障害を持っています。春日先生の音楽レクリエーションに出会い、そこで好きなうたをうたうことで明るく振舞える様になりました。そんな元気な私を見て悩みを相談に来る人もいます。そんな時「ああ、私も人の役に立っているんだと実感しますが、これもうたのおかげです。『岸壁の母』や『ガード下の靴磨き』などが得意です。

■『柔』熱唱で心身ともに若返り MKさん 85才【デイサービスご利用者様】

私の十八番は『柔』です。昔レコードを何度も聞きましたが春日先生が生でうたうのを聞いて、もっと上手にうたえる様になりました。こうして好きなうたをうたう機会が増えたので若返ったのでしょうか、静脈瘤で一時休んでいたゲートボールにも再び参加できる様になりました。

施設代表の方や主催者の方々からのご意見として・・・

 

【介護老人保健施設  事務長 KY様】

■心に刻み込まれた体験がうたで蘇る

お年寄りたちの心に残っていることを引き出す。このことがいかに老化や認知症などの進行を予防するかは、春日先生の音楽レクリエーションを見ていても実感させられます。

懐メロや演歌、唱歌は昔の記憶に繋がっているので、そうした音楽体験は脳の刺激にもなるようです。また、曲によっては簡単な楽器演奏や手話、体操(踊り)が取り入れられているので、リハビリとしても有効です。もっと素晴らしいのは「生きがい」さえ提供してくれることです。こうして心身にわたって健康増進に繋がることが見て取れるので、私たちスタッフも驚いています。

■介護予防にも役立つ!

現役歌手の春日さんがうたうのを聞いただけで、参加者は、おお~っと盛り上がります。それ以上に注目させられるのは、春日さんのようなインストラクターの方々が利用者の皆さん一人ひとりに握手しながら挨拶して廻ることです。しかも、この全員への挨拶では居眠りしている人や落ち着かない人に対しても、丁寧に満遍なく声をかけていきます。こうすることで、普段、表情が乏しかったり硬かったりしてた人でも笑顔になり、本当に表情が豊かになっていくのが私たちから見てもわかります。

■一人ひとりを高揚させる

お年寄りたちとの当意即妙のやりとりとジョークによる笑いなど、インストラクターによる雰囲気づくりや全体を引き込んでいく様子は、コミュニケーションの在り方について私たちスタッフにも多くのことを教えてくれます。

ほぼ1時間にわたる音楽レクリエーションは、この世代のお年寄りにはちょっと長いのではと思いましたが、十分心が開かれているので、飽きてだらけることもありません。カラオケに合わせて一緒にうたう時も、ほとんど全員がごく自然に入り込み、口ずさみ、手拍子を打って楽しんでおられます。踊りが組み込まれた曲では楽しそうに嬉しそうに体を動かされます。

■何をうたうか考えることも脳にはよい刺激

今や、この週2回の音楽療法を、皆さん指折り数えて、本当に楽しみにしておられます。それだけでなく、日頃から、今度はカラオケで自分はどんなうたをうたいかを考えたり、中には練習までされている方もいます。

こうしたことが気持ちを前向きにし、脳にも良い刺激になっているのだと思います。

【居宅介護サービス事業所 代表 YY様】

■うたのチカラの素晴らしさに感動

デイケアにカラオケを使った音楽レクリエーションを取り入れ回数を重ねるごとに、皆さんの表情がハツラツとしてくるのがわかりました。それでも始まった頃は途中で徘徊される方もおられて少し心配しました。ところが、そんな方でも懐メロや演歌など昔馴染んだうたの素晴らしさに魅了され、心から楽しい時間を過ごしたからでしょう、まったく徘徊がなくなり、たっぷり1時間集中して参加される様になりました。

​もう一つよいなと思っているのは、参加者全員に主体性を持たせるアプローチの絶妙さです。参加者一人一人に必ず声をかけることで自分の存在をしっかり感じとれるようです。事実目に見えて皆さんがイキイキしてこられるのがわかります。自宅では一人でいることの多いお年寄りにとって、うたを通じて沢山の方と一緒に過ごす時間は社会参加という気分も満たしてくれるので、それも良い刺激になっているのだと思います。ほとんど喋ることのできなかった人が周りと話し始めるといったケースも見られます。曲と組み合わせて小道具(衣装、ゴム紐、風船など)

を使ったり、手話などを絡めて体を動かすといった工夫も良いなと思います。

【介護老人保健施設  施設長 OM様】

■うたのチカラの素晴らしさに感動

音楽が高齢者の方の心をいかに癒すか、この施設で行われている音楽レクリエーションを見ればわかります。何よりお年寄りの気持ちを汲み、思いやりと優しさをもって臨んでいることが大きいと思います。春日さんを始めとするインストラクターの方がプログラムを進めていくので、何よりその場に安心感があり、一緒にうたう喜びを思い切り味わえるのです。しかも、お年寄りの心をしっかり探りながら、日本人の脳に深く擦り込まれていて郷愁を呼び覚ます懐メロや唱歌を選曲しているので、自然にうたの世界に入り込めるのだと思います。

​【その他のご意見・ご感想】

■うたって踊って、無理なく集中力が高められる

■歌が希望とチカラを与えてくれた

■みんなで一緒にうたうことが生きる励みに、意欲が出て来た

■介護現場にやる気があふれ、明るくなった

■1時間で皆イキイキに変わった

■顔が輝いた。笑いがあふれた

​■うたとの組み合わせでリハビリがさらに効果的になった